主な対応疾患について

外科では、主に消化器疾患（胃、大腸、食道、肝臓、胆嚢、膵臓などの病気）の早期発見と治療を目指しています。また、虫垂炎や鼠径ヘルニアな どの短期入院手術、粉瘤や陥入爪の外来手術、さらには外傷の外来処置などを行っています。

肛門外科では、内・外痔核（いぼ痔）、痔瘻（あな痔）、裂肛（切れ痔）など数多くの肛門疾患の診療を行っています。痔核の治療では、切らずに治す「痔核注射療法」もお奨めしています。一方、先進医療など高度な治療を必要とする患者様には、地域の基幹病院と連携を図りながら診療を進めてまいります。

内視鏡検査について

最新の内視鏡機器により上部内視鏡検査及び大腸内視鏡検査を行っております。上部内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸の粘膜を内視鏡（ビデオス コープ）で観察する検査です。潰瘍、ポリープやがんの有無などを評価することができます。内視鏡検査は、辛いなどというイメージを持っていらっしゃる方が多いと思います。しかし実際は検査に熟練した医師が施行致しますので、それほど苦しい検査ではありません。苦痛を少しでも緩和する方法として「意識下鎮静法」という方法があります。「意識下鎮静法」は全身麻酔ではありませんが、鎮静剤を少量静脈注射し、呼びかけると少し意識が残り、苦痛、痛みなどが感じられない程度にして行う検査です。「意識下鎮静法」をご希望の患者様は担当医とご相談ください。
近年の大腸がん等の急増により、大腸内視鏡検査の需要が増えております。小さなポリープは内視鏡で切除も可能ですのでお気軽にご相談くださ い。